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プレシャスストーンとセミプレシャスストーンについて

プレシャスストーン(貴石)やセミプレシャスストーン(半貴石)はアクセサリーを選ぶ際に耳にすることばですが、その違いとはなんでしょうか。
実は国によってその分類は様々で、きっちりとした指標がないのが現状です。ここでは代表的なプレシャスストーン(貴石)とセミプレシャスストーン(半貴石)を紹介します。美しく、宝飾にふさわしい天然石を楽しんで身につけるのがおしゃれの秘訣ですね。

プレシャスストーン(貴石)とは

プレシャスストーンとは硬度が高く、見た目に美しい、希少価値の高い「宝石」のことです。
一般的に「5大宝石」と言われているのが以下の5つです。産出量が少なく貴重な宝石です。

  • ダイヤモンド

  • ルビー

  • サファイア

  • エメラルド

  • アレキサンドライト

この5大宝石以外にもモース硬度(宝石の固さを表す単位)が7以上の宝石がプレシャスストーン(貴石)と呼ばれています。

  • トパーズ

  • アクアマリン

  • ガーネット

  • ペリドット

  • ジルコン

  • トルマリン

  • キャッツアイ

硬度が7以上ではありませんがオパール、翡翠(ジェード)もその美しさから貴石として扱われています。

■セミプレシャスストーン(貴石)とは

セミプレシャスストーンとはモース硬度が7に満たない宝石の事です。その種類は非常に多く、プレシャスストーン以外の美しい石のほとんどがセミプレシャスストーンであると言っても過言ではありません。すべての天然石は長い時間をかけて地球が生み出した美しい結晶体です。
代表的なものは以下の通りです。

  • クリスタル(水晶すいしょう)

  • アゲート(瑪瑙めのう)

  • アメシスト(紫水晶むらさきずいしょう)

  • シトリン(黄水晶きずいしょう)

  • スピネル(尖晶石せんしょうせき)

  • ラピスラズリ(瑠璃るり)

  • タンザナイト(灰れん石かいれんせき)

  • クンツァイト(リチア輝石りちあきせき)

  • アイオライト(菫青石きんせいせき)

  • ターコイズ(トルコ石とるこいし)

  • ムーンストーン(月長石げつちょうせき)

  • ヘマタイト(赤鉄鉱せきてっこう)

  • タイガーズアイ(虎目石とらめいし)

  • マラカイト(孔雀石くじゃくいし)

  • オプシディアン(黒耀石こくようせき)

  • ソーダライト(方ソーダ石ほうそーだせき)

  • フロートライト(蛍石ほたるいし)

  • ロードクロサイト<インカローズ>(菱マンガン鉱りょうまんがんこう)

など

■モース硬度とは

ドイツの鉱物学者フリードリッヒ・モースが考案した宝石の硬度を比較するための測定基準です。世界中で、最も広く使われています。モースはよく知られた10種類の鉱物を「引っ掻きキズができる」順番に並べました。硬度1であるたる区は最も軟らかく、それより硬い(硬度の高い)すべての石とこすり合わせると引っ掻きキズができます。私たちの爪はモース硬度でいうと2.5、窓ガラスは5.5です。硬度10のダイヤモンドは最も硬くほかのすべての石とこすり合わせた場合キズを与えます。純粋な硬さでいうとダイヤモンドの8000に対してモース硬度9のコランダムは2000、クォーツは約800程度です。ダイヤモンドがいかに硬いかがわかります。

モース硬度表.jpg

女性を美しく輝かせてくれる宝石はプレシャスストーンのように高価なものだけではありません。カラフルで愛らしく美しい天然石がたくさんあります。Monsteraleafではその魅力を存分にお届けしたいと考えています。ファッション性抜群の色とりどりの天然石をぜひ手にとってくださいね!

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